在宅介護 やさしい手

【定期巡回】介護医療連携推進会議

2018年6月 介護・医療連携推進会議

2018年6月13日 介護・医療連携推進会議を開催いたしました。

場所:グランドマストやさしえ川口三ツ和 2階ホール
参加者:藤井・末高・鳥山(やさしい手川口三ツ和訪問介護)
    山本・河野(やさしい手川口三ツ和居宅介護支援事業所)
    池田・竹内・山﨑・影山(やさしい手かえりえ川口訪問看護)
         高安 様・中村 様(鳩ヶ谷東部地域包括支援センター)


1 自己紹介
2 レジュメより
「川口三ツ和の定期巡回の状況について」
過去には棟外 最大2名、棟内最大3名
「川口市の定期巡回の利用状況について」
定期巡回利用者は全体のわずか0.12%
「介護度別サービス利用状況」
介護度が高くなるにつれ訪問看護の利用率が減り、施設系サービスの利用が増えている
「川口市第7期計画より」
H32年度までに計7箇所の定期巡回事業所を整備していく
「定期巡回事業所課題」
適する利用者像が十分でなく、支給区分限度額の上限を超える方のオーバー対策として利用されている現状
【使い放題】のサービスと思われている。事業所の負担が大きい。
「事例紹介」
要介護5 男性
長期入院によるADL低下によって寝たきりの生活となり、施設入所を検討していたが、
定期巡回の利用により、ご本人様・ご家族様が安心して自宅に戻ることが出来た事例。

3 事例検討
女性 要介護4 (現在の定期巡回利用者)
サービス利用状況
【介護】
排泄介助(朝・昼・夕・深夜)
食事(朝・昼・夕)
入浴介助 (週2回)
【看護】
排泄介助・褥瘡処置
特別訪問看護指示書による対応
褥瘡の悪化に対して短期間で集中的にケアに入っている

4 質疑応答
・(男性の事例より)深夜や早朝の訪問はスタッフの負担が大きく大変なように感じる。
【使い放題】や【限度額オーバー対策】ではなく、理想的な利用像をケアマネージャー等に提示して事業所側の負担の少ないサービス提供ができるとよいと思う。
・他地域の事例で、夏季の脱水のリスクが高い期間に食事や水分補給の促しを行ったケースの紹介。
・川口市で定期巡回を実施している事業所で集まり意見交換できるとよいのではないか。
・ご家族様や病院関係者の方も参加して頂くとよい。


2018年12月 介護・医療連携推進会議

平成30年12月12日に介護・医療連携推進会議を開催致しました。


日時  平成30年12月12日(水)14:00-15:00
場所  グランドマストやさしえ川口三ツ和2階 談話室
参加者 ある・ごめいざ   江口様
    鳩ヶ谷東部包括   沼口様・内海様
    かえりえ川口    高島(看護師)、影山(事務)
    川口三ツ和居宅   栗原(ケアマネージャー)
    川口三ツ和訪問介護 藤井(支配人)、佐藤・鳥山(サービス提供責任者)

1 自己紹介

2 レジュメより
・定期巡回サービス利用者の推移 利用者数横ばいの現状  12月現在 利用者3名
・川口市の定期巡回利用者の現状 川口市内に全5事業所(1事業所増えた) 利用者26名 地域へのサービス提供普及は不十分
・川口市はH32年までに7事業所の整備を目標に掲げている
・課題 単位数オーバー対策、使い放題という誤った認識等

3 事例紹介
①90代男性 ご自宅にて生活援助中心の定期巡回サービスを利用しながら独居生活を続けている
②80代男性 グランドマストやさしえ川口三ツ和にお住まい 認知症進行に伴い定期巡回利用

4その他
・川口市は入所施設の資源が多く、定期巡回の良さなどがいまだ知られていないと感じる
・独居でご家族の介護力が無く、定期巡回を入れたかったが、ご家族・ケアマネージャーの理解を得られなかった事例
・他事業所の連携推進会議にて、訪問介護員も出席しサービスの具体的な内容やスタッフ体制の整備について等を発表したケースなど
・医療従事者への認知度
・計画作成担当のケアマネージャーの制度への正しい理解が必要(セミナー開催検討)


次回開催日は平成31年6月に開催予定となります。