母は声かけをしないと自分から動こうとはせず、1日中テレビを見ています。
物忘れもありまして、夕方になると不安になって、私の職場に電話をしてくるんです・・・
つい1年前までは家事もこなしていましたし、おしゃれも好きだったんですが・・・
ご自分で行っていなければ洗面を促し、身支度を手伝います。
「今日は何をお召しになりますか?」と声をかけて、ご自分で適切な衣類を選べるように支援します。
ご本人が、娘さんの準備された朝食を召し上がるのを待ち、お薬を飲むのを確認します。
ポットにお茶を準備し水分摂取をすすめます。
また、トイレ(排便)の有無をさりげなくチェックし、今日の体調(活気があるか、顔色はどうか、目覚めはどうか)をわかる範囲で観察します。
そしてそれらの様子をノートに記入します。
《デイサービスがあるとき》
デイサービスのスタッフがお迎えに来るのを待って、ご本人が外出するのを確認します。
《デイサービスがないとき》
お昼の薬をいつも座るテーブルに置いて、マジックで書いておきます。
お昼の食事摂取量とポットの残量を確認します。
お薬が飲めているかも確認して、ノートに記入します。
この時間はご本人の気持ちが落ち着かなくなりがち・・・
そこで、ご本人がかつて行っていた調理の下ごしらえ(野菜の皮むき、米とぎ)を一緒に行い、娘さんが帰宅するのを楽しみに待てるよう支援します。