【その後、現在の状況】
ケアマネジャーに現状をふまえ解決策を伝え、その後、ケアマネジャーよりご本人・ご長女へご提案。 主治医とも相談の結果、1回の投与量を減らすことに。
現在は過剰投与による不安もなく、安定した生活を送られています。
※問題意識を高め具体的な解決策を提案できたことで、ご本人・ご家族ともすぐに行動を起こしていただけ、「安全に在宅生活を続けたい」という希望に添えることができました。
【サービス開始当初】
ベッドからの転落で骨折し、身体的に一人での生活が困難となる。 ADL:立位・歩行・座位不可のためベッド上での介助。会話は成立するが人の好き嫌いが著しい。 固形物摂取拒否が強く、エンシュアと水分が栄養源となる。当初は排泄介助にも拒否がありパットを交換することも難しかったが、嫌な顔されながらも1日3回ヘルパーが訪問。
【訪問看護・介護の連携】
在宅での最期をご希望される。
訪問介護導入と並行し、訪問看護・診療もサービス開始した。
人見知りのため、導入時は介護・看護とも好意的には受け入れられず。 特に、看護師に対しては拒否が強く、清拭・洗髪ができなくなっていた。
その頃は、1日3回顔を見せるヘルパーに対しては、拒否はなくなっていたので、清拭・洗髪・傾聴は介護にサービスに移行できるよう連携をとっていった。
また、ご逝去前の体調の変化の際には、看護師が必要に応じ訪問した時に備え、詳しい状況をやりとりできるノートを活用した。
【考察】
サービス開始2年目の時点でターミナル宣告を受け、医療との連携について考えさせられたケースでした。
看護師と対面で話す機会がほぼないため、ケアマネジャーを通じて、または電話や共用ノートを活用して連携をはかっていきました。
このように他職種連携により医療依存度の高い方でも最期まで在宅での生活が可能となりました。
【背景と課題】
●深夜に転倒・打撲。週2回訪問看護にてリハビリ(歩行器にて歩行訓練)。ご主人が週一でオレシア皮下注射を行う。
●排泄介助はヘルパーが行なっている。生活面はご主人がされているが辛いと感じている。
●通院は介護タクシーを利用し、ご主人が介助しているが、ご主人は負担による疲れから介護力の低下がみられる。
【私たちの想いとご提案内容】
●介護者が男性ではあるが老々介護なので、通院を訪問診療に切り替えて、ご本人・ご主人の負担軽減をしたい。
●ご希望通り在宅生活の継続をできるようにしたい。
【提案後のサービス状況】
【考察とこれから…】
●週3回のリハビリ(訪問看護)を意欲的に行っており、歩行でトイレまで移動することが当面の目標。
●ご主人の介護負担軽減のため、ショートを使ってのレスパイトケアといったサービスを提案。
ご主人様へのサービス内容 | 奥様へのサービス内容 |
月: 9:45~10:15 身体介護1 火:14:15~15:15 身体介護2 水: 9:45~10:15 生活援助2 金:13:00~14:00 身体1生活1 土:13:00~13:30 身体介護1 日:14:00~14:30 身体介護1 | 月:9:15~9:45 生活援助2 木:9:15~9:45 生活援助2 |