★和坂定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の実績報告
平成30年2月度(直近)のサービス利用状況
ご利用者13名(内男性6名)
介護①…0名 介護②…2名 介護③…3名 介護④…4名 介護⑤…4名
★4月に改正される介護保険法について
平成29年9月15日(金)16:00-17:00 やさしいえ西明石
参加者:訪問看護ステーション2名、明石地域ケアマネジャー2名、定期巡回担当訪問介護事業所3名
和坂定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の実績報告
○平成29年8月度(直近)のサービス利用状況
ご利用者13名(内男性6名:入院の方が別途1名おられます)
介護①…0名 介護②…3名 介護③…2名 介護④…4名 介護⑤…4名
定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの普及に向けた取り組みについて
・地域密着型のサービスだがなかなかご利用者が増えず。病院の相談員さん・地域のケアマネジャーさんにも知って頂けるように周知していかないといけない。
・時折、お問い合わせを頂くが定期巡回の説明をすることが多く、やはり認知だが低い。
・特に独居の方や、日中1人になる方などに対する貢献度が高いと思われるので、そのあたりをお伝えしていかないといけない。
・出張勉強会などの取り組みも検討する。
などの意見交換をさせて頂きました。
次回開催予定
平成29年12月15日(金)16:00-17:00
平成28年12月度介護医療連携推進会議議事録
日時:平成28年12月15日(木)16:00~17:00
場所:やさしえ西明石2階談話室
やさしい手和坂定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所
〔1〕.はじめに
参加者:居宅支援事業所CM 2名、地域包括CM 1名、連携看護ST看護師 1名、
和坂事業所オペレーター2名。地域包括ケア病棟MSW欠席。
〔2〕.和坂定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の実績報告
○平成28年11月度(直近)のサービス利用状況
・利用者18名(男性9名、女性9名)
・平均要介護度 3.5
・平均年齢 86.3歳
・平均サービス利用期間 23.7か月
・1日平均サービス回数 4.0回
・1週間デイサービス、ケアサービス利用件数 1.1回
〔3〕.定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの普及に向けた取り組みについて
○ご意見、ご感想
・定期巡回普及の前に介護保険申請を含めた入口の部分で苦労が多いー地域包括。
・普及するには、単位数が少なく躊躇する面が多いー連携訪問看護。
・定額(包括報酬)であることのメリットがあるー居宅支援。
・普及するには、地域、ケアマネジャーへの説明、メリットの紹介―居宅支援、地域包括。
〔4〕.おわりに
○やさしえ西明石 ご家族向け「認知症セミナー」のご案内。
「認知症とはー認知症の方との接し方―」
講師:裵 鏑洙(ぺ ホス)氏
日時:平成29年1月21日(土)14:00~15:30
場所:やさしえ西明石1階食堂
<次回開催予定日、場所>
日時:平成29年3月16日(木)16:00~17:00
場所: やさしえ西明石
<2015年11月20日 定期巡回地域連携会議>
CM2名、看護師1名、やさしえ西明石から2名参加。
N様(男性71歳・独居。右片麻痺。癌を発病)のケース
●定期巡回についてのご意見
【看護師・CM様の視点】
・定期巡回でしか維持が難しい
・看護師としては定期巡回はありがたい
・生活維持が困難になる
・必要なサービス
【和坂巡回事業所の意見】
・不安があり電話が多い
・来てほしい要求が強い
・今のみ?症状・レベルが下がると体はしんどくなると電話が多くなるかも?
・緊急電話が多いのが現状→依存心?
・排便コントロールがうまくいっていない
【CMのご意見】
独居で介護度3くらいになると事業所負担がアップしているのではないか?
→現状では
定期巡回の時間の基準値は事業所で決めるのだが、
N様の場合、
60~70分/日 オーバー
420分/週 オーバー
である。
【N様自身は?】
通院していた脳外科Dr.に不信感。
内科にお願いしたいというお気持ち。
12月にがんセンターにセカンドオピニオンとして受診。
便秘ではないと思われている(それなりに定期的に排便あり)。
腹水の影響が大きい。
利尿剤を開始しているが心臓が悪いから急には増やせない。
膨満感が強いのは便のせいではない。
【課題】
現時点で女性一人でのサービスが難しくなりつつある。
緊急電話が多い
①便意での訴えがほとんどなので、Pトイレにしてみては?
②結局のところお1人ズボンが下せない
③ズボンを前開きにしてはどうか?と提案している(NSより)
排便コントロールの提案で看護師から、
・座位の時間が長いから腸の蠕動運動が悪いのでは?→臥床して左右側臥位に交互になる運動を勧めているのが、N様が臥床しても起きるのが面倒臭いから嫌がる。
【課題の解決策の提案とご意見】
・N様は実は心細いのでは?
・しかし、独居の継続を本当に希望するなら、サービス内容において妥協を多少はしてもらわないと、継続的なサービスは難しくなると思われる。
・N様の心情を窺うと同時進行でサービス時間の見直しを行い、今後も続的にサービスを行なえるように考慮する。
第5回 介護医療連携推進会議
2015年08月20日
17:00~18:00
やさしえ西明石
【参加者】
明石市民生委員
カトレア訪問看護ステーション 看護師
やさしい手和坂定期巡回 事業所
ご挨拶
■やさしえ西明石入居状況
【年齢】70代:4名 80代:16名 90代:5名
【男女比】男性6名:女性:20名
【介護度】要介護1:3名 要介護2:6名 要介護3:6名 要介護4:6名 要介護5:4名
【サービス内訳】指定訪問介護サービス:10名 定期巡回サービス15名
【疾患】認知症:10名 心臓疾患:6名 脳血管疾患:5名 糖尿病:4名 リウマチ:2名 精神疾患:2名
【ケマアネ】社内:22名 社外:4名
■定期巡回利用状況
【利用者推移】資料参照
【住まい】棟内(サ高住):15名 棟外(一般在宅):11名
【年齢】60代:2 70代:4名 80代:14名 90代:5名 100代:1名
【性別】男性:10名 女性:16名
【介護度】要介護1:0名 要介護2:5名 要介護3:7名 要介護4:7名 要介護5:7名
平均要介護度:3.61
■定期巡回事例
女性:86歳 要介護5
【疾患】肺炎・食欲不振
【既往症】甲状腺がん・脳梗塞・高血圧・変形性膝関節症・胆石性胆のう炎
【世帯区分】独居
【本人の希望】仏壇のあるこの家でずっと暮らしたい
【サービス利用の背景】
H26年3月頃より食事摂取低下にて衰弱、緊急搬送となる。肺炎なども発症していたが、入院中に回復。
食事量も毎回7割くらいまで回復。退院に当たりCMより定期巡回の依頼となる。自宅に戻ってきたらほぼベッド上で寝たきりにあるので、排泄などによる皮膚状態の確認、夏場などの脱水予防、また食事の摂取量が課題となってくる。
3.ご意見
・民生委員より
友愛訪問などはしている。
民生委員の定例会にて、いろんな地区の事例などは聞く機会があり、個々のケースに対して対応の仕方について共有する会がある。
また、地域包括支援センターとも共同しながら、個々の自宅に緊急通報システムを設置してあるところもある。
・YST
やさしい手の定期巡回でもお客様に緊急コール端末をお渡ししている。
弊社の場合は携帯電話なので、固定電話のようなものではなく、有線ではない。特別な工事も必要ない。
また、お守り代わりとしてもっている方もいるので、事例のような比較的重度な方でもなくても利用されるかたもいらっしゃる。
・民生委員
基本的に介護が必要な人などを発見した場合には在宅介護支援センターにつなげる役割としてある。
また、8月29日包括支援センター、民生委員、CM、自治会長の交流会がある。
→植田CM参加予定
4.最後に
具体的に定期巡回の利用者がどのようなサービスを受けているのか。
わかりやすく事例を作成してい参ります。
第3回 介護医療連携推進会議
2015年02月19日
17:00~18:00
やさしえ西明石
【参加者】
明石市民生委員
医療法人社団阿部医院カトレア訪問看護ステーション
やさしい手西明石居宅介護新会事業所
やさしい手和坂定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所
今回、2012年4月より開始した地域密着型サービス「定期巡回随時対応型訪問介護看護サービス」のサービス提供にあたり事業所が提供しているサービスの内容を開示することと、地域における介護及び医療に関する課題についての情報共有を図っていくために開催するものになります。
今後、病院から在宅に患者が沢山戻ってくる中で自宅に暮らしていながら生活を支えるために介護の分野で中重度者をはじめとして日中・夜間を中心として1日複数回サービス提供する。
兵庫県での定期巡回サービスの現状:
・明石市:要介護1~5の要介護認定者7232名のうち弊社では32名(0.44%)
やさしい手ではサ高住内に18名、一般在宅に14名の利用者がいる。
・神戸市西区:要介護1~5の要介護認定者6198名のうち弊社では36名(0.58%)
・兵庫県全体:4市12事業所が指定を受けており、135名の利用者がいる。
要介護認定者183,756名のうち135名(0.07%)にとどまっている。
まだまだ認知度が低いサービスになっており、利用者が少ない現状である。
4.定期巡回サービス
【内容】
要介護1~2の方が利用でき、短時間複数回のサービスを看護と一体的に提供する事により、中重度の方でも在宅で安心して暮らす事が出来るサービス。
また、24時間対応であり、ご利用になられる方に関しては「みまもりケータイ」を貸与して緊急時には鳴らしてもらう。また、相互の通話が出る。
また、連携しているカトレア訪問看護ステーションがあるので、介護側に指示を頂けたりする。
例えば、夏場などで、水分がなかなか摂取できていない利用者対して「水分強化」という指示、アドバイスを頂けたら、介護側ももう1回サービスを増やすなど連携しながら柔軟にサービスを変更する事ができる。
【報酬】
要介護度に応じて単位が決まっている。
しかしながら、使い放題という意味ではなく、アセスメントに基づいてサービスを見なしていく。退院当初は多めにサービスに入り、落ち着いたらサービスを減らしていく。
5.和坂定期巡回の利用状況
総利用者:36名
男女比 男性13:女性:19
要介護1:0人 要介護2:5人 要介護3:8人 要介護4:10人 要介護5:9人
相談経路 病院から:18名 居宅から:14名
年齢:60代2名 70代2名 80代20名 90代7名 100代1名
6.27年度法改正
利用単位数は1000単位くらいダウンする。
また、介護職員の処遇を改善するための加算も4%⇒8.6%になる。
冒頭に述べたように、今後、在宅に戻ってくる利用者が増えてくることが見込まれ、中重度の方もどんどん在宅に帰ってくる。その生活を支えていくのに、定期巡回のようなサービスがあり、また訪問看護や医療とも連携を深めていくことが今後も求められている。
7.民生委員様より
こんなサービスがあるのは知らなかった。
地域でも独居の方もいる。
来年3月よりまた高齢者のお宅を1件1件訪問していく。
ちょっとおかしいなと思う事があれば、社会福祉協議会に連絡してヘルパーを入れてもらうなどするが、こういうサービスを知っていれば何かの時に役立つかなと。
*二見での介護医療連携推進会議の例
二見で定期巡回の説明をした時に、徘徊される高齢者がおり、困っているという声があったので、見守りケータイの提案をした。
結果として、本人がそのケータイをいつも持っている訳ではなく、電池が切れる可能性もあるので、やはり所持品に名前を書くのがいいという結論になったってしまったが、
高齢者の情報→社協とつなげていくが、こういったサービスの内容を知っていて頂ければ何かと時に役に立つかと。
カトレア訪問看護ステーション様より
訪問看護も包括報酬になっているが、何回もサービスに入れるわけではなない。
一時的に点滴が必要な人などに関しては、指示書を主治医から出してもらって介護保険とは切り離して医療保険でサービスに入る事ができる。
やさしい手和坂定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所より
この定期巡回のサービスは一定額でオムツ交換も、調理も洗濯も掃除もできるが決して万能サービスではない。
その人によって向き不向きはある。
個人的な見解では、病院から在宅に戻られた時に、地域の様々な資源を利用しながら生活できるように支えていきたい。訪問介護で短時間の身体的サービスが必要なら定期巡回を、医療依存度が高ければ、主治医から指示書を出してもらい医療保険を活用して、食事が作れなければ配色サービスを、徘徊などをされる利用者に関しては行きつけのコンビニの店員さんと情報共有しながらなど。
2015年05月21日
16:00~17:00
南二見会館
【参加者】
明石医師会地域包括支援センター
訪問看護ステーションかけはし
やさしい手西明石居宅支援ケアマネージャー
やさしい手和坂定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所
1. ご挨拶
2. 会議の概要説明
今回、2012年4月より開始した地域密着型サービス「定期巡回随時対応型訪問介護看護サービス」のサービス提供にあたり事業所が提供しているサービスの内容を開示することと、地域における介護及び医療に関する課題についての情報共有を図っていくために開催するものになります。
3.現状
*添付資料参照
4.ご意見・ディスカッション
【宮本様(訪問看護ステーションかけはし)より】
現在、定期巡回を利用している方が2名いる。どちらも週に1回30分程度。
定期巡回は短時間複数回、こまめに入るサービスでそういう利点があるが、以前、時間の件でご相談させて頂いた時に「その時間は調整がつかないと言われたことがあった」定期巡回の売りとしている利点と食い違っているのではないかと思った。
また、沢山のヘルパーが入っているので、情報伝達、申し送りを統一させる事が課題となっているのではないか。
【坂本様(地域包括支援センター)より】
包括払いなので、どうしてもそちらに目が行きがちだが、本当は医療と連携しているので、そこがメリットなのでは。
*利用者の自立について*
サービスが過剰に入りすぎてしまうと、その人の自立を妨げてしまう。利用者の要求だけではなく、できるところは自身でやって頂き、できないところを手伝う。
*訪問看護のメリット*
現在、訪問看護の必要性がない方でも、月1回、看護がアセスメントに入る事で医療的な視点でアドバイス頂けたり、予後予測につながる。しかし、月1回のアセスメントの場合、訪問看護ステーション側としては、あまり利用者を知らない中でのアドバイスなどは不安が残る。
現在、やさしい手が連携している訪問看護は4事業所。
*インフォーマルサービスの活用*
また、同居家族がいる場合でも、ヘルパーが手伝てしまうと家族側は手伝わなくなる。
ヘルパーはあくまでできない部分をお手伝いする。同居家族がいる場合、独居でも週2回家族が来るのであれば、買い物をしてきてくれるなど、インフォーマルなサービスも活用しながらその人の生活を支えていくべきではないか。
今回は民生委員さんはご参加できていないが、地域包括ケアを実現していくためにも民生委員さんはじめ、もっと他の業種を集めていきたい。
*坂本様より
二見地区では介護事業者、ケアマネなどを集めて年間4回、「守ろう会」という連絡会を実施している。是非、そのような場でもPRしてもらいたい。