介護のプロやさしい手による高品質なサービス提供、ミサワホームグループによる良質の「住まい」の提供。わたしたちだからこそ実現できる高齢者向け住宅のカタチがあります。
やさしい手とミサワホームグループの共同事業となるサービス付き高齢者向け住宅「センチュリーテラス白鍬」が5月1日に開所予定としている。30年以上取り組むシニア向け住宅事業にかけた想い、独自のノウハウをどう活かしていくのか。開所に伴い、設計・施工、事業主体であるミサワホームグループへ、シニア住宅のこだわりや特徴について話を伺った。
ミサワホームグループのコーポレートスローガン「住まいを通じて生涯のおつきあい」、やさしい手の会社方針「住み慣れた家で最期まで生きる」という双方の想いが合致し共同事業を開始したのは2011年にさかのぼる。
「センチュリーテラス白鍬」は、「センチュリーテラス船橋」(千葉県船橋市)、「センチュリーテラス青葉の森」(千葉県千葉市)、「センチュリーテラス新柏」(千葉県柏市)に続き4棟目の取り組みとなる。
ミサワホームグループがシニア住宅のノウハウで培ったプライバシーを尊重したゆとりの住空間、やさしい手の介護スタッフによる24時間常駐、日常生活のサポートを融合させ、介護・医療・看護の連携する地域包括ケアシステムの実現を目指す。
ミサワホームグループは30年以上前からシニア向け住宅事業に取り組んでおり、1993年に開設した介護専用型高齢者住宅「マザアス南柏」をはじめ、現在では「自立」から「要介護」までの幅広いニーズに対応したシニア向け住宅の運営や介護サービスを展開している。また、住宅メーカーならではの快適な住まい方のノウハウを盛り込んだ企画・設計力に定評がある。成功体験だけではなく数々の失敗から学んだ「高齢者住宅計画チェック200」と呼ばれる設計のチェックリストや、1級建築士が排泄介助などの介護サービスを実際に行い、シニア住宅の設計に活かすなど、シニア住宅のあり方を独自に追求し作り上げてきた実績がある。さらに、共同事業者であるやさしい手、医療機関など、それぞれの専門分野以外の部分を補い地域に必要な住まいとして認知されることを大切にしている。これらの実績をもとに、今後も自立しているご入居者をどう自立させつづけるか、健康寿命を延ばせるのかを模索していく。