2020年2月吉日
株式会社やさしい手
株式会社やさしい手(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:香取 幹、以下「やさしい手」)は、この度長野市にサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)「やさしえ長野北条」、(以下「やさしえ長野北条」)を開所します。
また、併設の看護小規模多機能型居宅介護事業所(以下、看多機) 「看多機かえりえ長野」との連携により、医療ニーズの高い方でも安全・安心な在宅生活を支えます。
長野市内におけるやさしい手のサ高住は、2015年3月開所の「グランドマストやさしえ長野」、2015年10月開所の「やさしえ長野栗田」に続き3棟目となります。
両サ高住ともご入居率は常に95%以上を維持しており、またご入居者の訪問看護利用率も60~75%で推移しております。
1棟目の「グランドマストやさしえ長野」より、看護師が常駐し、医療ニーズが高い方に対して疾患管理を行い、その情報を介護職と連携し、24時間体制でご入居者を支えてきた確かな実績が数値としても現れております。
さらに退院するご利用者の重度化も進んでおりますので、疾患管理を必要とするニーズの高まりの中で、看多機を併設することによって中重度者の在宅生活を実現してまいります。
看多機が併設されたサ高住は今回が全国で8棟目となります。
看多機の特徴として、「通い」・「泊まり」・「訪問看護」・「訪問介護」のサービスを一体に提供できることから、ご利用者の状態に合わせ迅速に且つ柔軟に対応することが可能となります。
また、ご自宅への訪問看護サービスに限らず、「通い」・「泊まり」の利用時においても看護師が医師の指示に基づいた医療処置の対応が可能であることから、医療依存度の高い方でも施設入居ではなく、住み慣れた地域での生活が選択できると考えます。
さらに、サ高住にご入居されている方においては、看多機に併設されている訪問看護事業所の看護師が、住宅スタッフや併設事業所の介護スタッフと協働でケアにあたることで、より効果の高いケアが可能となります。
今回やさしい手と初の連携となる愛和病院は、長野駅から徒歩約10分の場所にある、緩和ケアを中心とした医療を提供している病院です。
ここ数年で緩和ケアの考え方は大きく変化しており、「病気を持った人が、その病気による問題で困らないように対応する医療」という考え方のもと、ご自宅にいながら緩和ケアを受けたい方のために在宅医療を行い、地域の皆様の健康と安心のために取り組まれております。
やさしい手のサ高住には、「自立」から「要介護5」の方々、「退院直後の状態が不安定な方」「認知症の方」「医療依存度の高い方」などが混在して暮らしておられますが、「介護サービス」や「医療サービス」が建物に付帯されるサービスと区別されていることから、ご入居者には、ケアプランに基づき利用するサービスを選択する自由が存在します。
そして、人間関係が建物の中に限定されることなく、外部との交流を行うことができるよう、地域交流イベントなどを開催しております。
やさしい手は在宅生活を継続いただくために、相談援助を行い、心強い多職種連携による統合的ケアで、住み慣れた地域でご入居者が望む生活を支えていきます。
やさしい手 コールセンター
TEL:0120-885-082