2021年 第11回オールジャパンケアコンテスト 参加のご報告
本コンテストにおきましては、例年、集合会場での実技審査形式としておりますが、コロナ禍での初の試みとして、動画での審査形式を導入致しました。
与えらえた設定課題に対し、行われた実技動画に対して、各アドバイザーの皆様より、評価・採点を頂きました。
認知症分野・在宅区分にエントリーされた、看多機かえりえ竹ノ塚 鈴木 智之さんの雄姿をご覧下さい。
認知症分野・在宅区分 設定課題
(仮名)田中さん(78歳・女性):要介護度2
など田中さんは、アルツハイマー型認知症の症状である記憶障がい、見当識障がいなどのため、今自分がいる場所が何処なのか理解していません。
また、職員のことも誰なのか理解していません。
不安感が強く、落ち着いて過ごすことができない状況が続いています。
言語の理解はできるため言葉によるコミュニケーションは可能です。
入浴の順番がきたため、田中さんに声をかけたところ「わかりません」「どうしたらいいの」と不安そうな表情をうかべています。
家族の物を「これはうちのものではない」と捨てようとする行為もみられます。
今暮らしている家を自宅だと思っていない様子で「家に帰らなきゃ」という言葉を繰り返し発しています。
そのような状態の田中さんに、5分間適切なコミュニケーションを図って下さい。